2011年12月18日日曜日

DeNAの記憶 2007年

(前回からの続きです)

営業用のプロフィール的な位置づけで書いてたんだけど、回顧録みたいになってきてしまいました。これはこれで書いてて楽しいので、こんな感じでダラダラと書きます。

新卒で DeNA に入社して1年目の終わり頃、2007年の3月中旬とかだったと思いますけど、携帯小説のコーナーを立ち上がりますが、4月からは僕がその携帯小説コーナーの運用を引き継ぐことになりました。入社2年目の春です。

当時、携帯小説といえば魔法のiランドですね。魔法のiランドが相当な勢いで伸びていまして、そこに被せるような形でモバゲーが携帯小説コーナーを立ち上げるんですね。

既にモバゲーも携帯サービスの中ではある程度のトラフィックを持っていました。ドコモのiモードが20億pv/dayくらいあって、モバゲーは3億pv/dayくらい。乱暴な言い方するとドコモの携帯トラフィックの15%に相当するトラフィックを持ってたわけですね。

で、既に下地が出来上がりつつあった携帯小説の分野に対して、このすごい量のトラフィックをぶつけたものだから、もう大変なことになりました。すぐに携帯小説コーナーだけで1億pv/dayくらい稼ぐようになったのです。

大変優秀なインフラチームのサポートを受けながらも、新卒2年目が一人でこれを運用していました。とにかく毎日が修行というような1年間で、この時期に失敗の中から色々と学び、精神的にも相当強くなったと思います。

その中でもすごく記憶に残ってるのは、小説のレコメンド機能を作った時のこと。ユーザーの購読履歴を基におすすめの数冊を計算するんですが、これはすごくうまくマッチングされていい結果がでました。企画担当したて同期がすごい喜んでたのが印象的です。

これの裏側の処理ってのが大変で、膨大なデータを数時間ごとにバッチ処理するんだけど、もうデータ量が半端ない。普通にやったら、2Gくらいのデータ量を食わせた辺りで、out of memory で処理が落ちちゃう。それなりに工夫して処理しました。最近はこの手の処理は Hadoop でさくっとやれるんでしょうね。

そう、2007年は、小説コーナーの運用と機能追加をしながら、TV連動の投稿コーナーも立ち上がります。DeNA がスポンサーする深夜番組が日テレで放送されていて、その番組の大喜利にモバゲーから投稿できたりするんです。

一度この番組のテレビ収録に連れて行ってもらったことがあるんですが、まだ全然有名じゃない頃のアッキーナがすごい印象的で「絶対にこの子は伸びるな!」と、なぜかわかんないけど勝手にプロデューサー視点でニヤニヤしながら見てました。

ちなみにここで立ち上がった小説コーナーは後に DeNA とドコモが共同で運営する "E★エブリスタ" になっていくのです。

(つづく)

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